塩釜魚市場どっと祭 in 仲卸市場

先週の日曜日10/14にあった、塩釜魚市場どっと祭 in 仲卸市場に行ってきました。
お目当ては、「近海本マグロ」水揚高日本一の塩釜魚市場が誇るブランドもの、季節限定の生メバチマグロ「三陸塩竈ひがしもの」です。

塩釜魚市場で一番いいマグロを仕入れると自負している、鮪のまるはる佐藤商店さんに来ました。

このお祭りのために、渾身の逸品を競り落としてきたそうです!


こいつをサク取りしてもらいます。


この赤身とトロのアブラのノリ具合!


中落ちもいただきますよ!


他のお店でも、次々にマグロをさばいていました。

さて、マグロ以外のものについても。

赤貝。
全国でも仙台湾の他には漁場が限られており、震災後も寿司ネタとして引き合いが強いそうです。
先日、テレビで復興後の漁の様子を紹介されているのを見ましたが、底引き網で獲る際にガレキが混じってきて苦労されていました。


宮城県産の牡蠣も、揚がっていましたよ!
家に帰ってきてからニュースで知ったのですが、この日がちょうど初物の出荷の日でした。
今シーズンからようやく各地の牡蠣剥き工場が稼働するようになり、残暑続きにより予定より2週間遅れの出荷開始だったようです。


一つ、その場で剥いてもらっていただきます!
さて味のほうは。。。えーと、正直に書きます。夏以降残暑が厳しく育ちが悪いせいか、まだまだこれから、というところでした。
ただ、昨シーズン味わった、濃厚なプリプリの牡蠣の味は、忘れられません。
震災後、養殖できる数が減ったせいで、これまでより牡蠣に十分に栄養が行き届くようになり、成長が速く味もよくなったことは救いであります。
これからのシーズン本番までの成長が楽しみです。


宮城県三陸産のホタテやアワビ。
アワビも津波で海底が底荒れして稚貝が壊滅的を受けてしまい、禁漁が続いている浜が多いのですが、少しづつですが獲れるようになってきているようです。

まだまだ震災前の通り、とはいかない宮城の海の幸ですが、少しづつですが復興の歩みが感じられたのがうれしかったですね。これからも、応援していきたいと思います。